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2023年12月08日

【舞台写真・ダイジェスト映像】限定5日間のプレミアム上演!

松竹株式会社が手がける「ZIPANGU 光が彩る演舞祭」が2023年12月7日(木)から京都市中京区の先斗町歌舞練場にて開幕いたしました。
歌舞伎・演劇や映像を中心に、日本文化を世界に発信し続ける総合エンタテインメント企業である松竹株式会社と、音・映像・光によるステージ演出で活躍するクリエイティブ集団MPLUSPLUSが初めてコラボレーションし、全身で感じる“光のエンターテインメントショー”をキーワードに、完全オリジナルの新作公演をお届けいたします。

京都市中京区の先斗町歌舞練場にて、全身で感じる“光のエンターテインメントショー”をキーワードにした完全オリジナルの新作公演「ZIPANGU 光が彩る演舞祭」の初日を迎えました。

芸舞妓さん、OSK日本歌劇団、石見神楽、3種の舞の舞台と、LEDの光がコラボレーションし、満席の歌舞練場は大きく盛り上がりました。熱気に包まれた公演の様子をお届けいたします。 

公演のはじまり、第一場を飾るのは、会場となる先斗町歌舞練場で日本の伝統を継承されている芸舞妓さんです。地方さんが奏でる三味線に合わせ、6人の芸舞妓さんたちが美しい舞を披露。その伝統的な美しさに酔いしれ、観客も一気にZIPANGUの世界に引き込まれました。


(先斗町お茶屋営業組合の芸舞妓さんたち)

第二場では、力強く堂々とした曲調の「ZIPANGU」が流れる。今回のストーリーは、宮簀姫(みやずひめ)を中心に、日本武尊・源義経・織田信長といった三人の英雄が時を超えて草薙の剣を巡り繰り広げる壮大なストーリーです。OSK日本歌劇団の娘役トップスターの千咲えみ演じる宮簀姫の思いが溢れる切なくも美しい独唱から物語は始まります。

その後、舞台の雰囲気は打って変わり、燃え盛る炎のシーン。燃えるドローン幕をバックに力強く舞うのは日本武尊役の椿りょう。2本のLEDフラッグを両脇に抱えての高速ターンには会場から拍手が沸き上がりました。

再び「ZIPANGU」の音楽が流れ花道から現れたのは、織田信長役の華月奏。宮簀姫と心を通わせ、草薙の剣を解き放つシーンは歌の掛け合いからも気持ちが高鳴ります。第二場ラストには7人のフルコーラスが会場を流れ、舞台は最高潮を迎えます。

当日券は、開演の30分前より先斗町歌舞練場当日券窓口にて先着順に販売いたします。

また、各種チケット販売サイトにて開演15分前まで販売しております。

※席種・枚数は公演回によって異なります。

※予定枚数に達し次第、販売を終了いたします。



開催日時:2023年12月7日(木) ~ 12月11日(月)

     ※夕公演16:00~・夜公演19:00~(1日2回公演。12/7の初日は夜公演のみ実施)

開催場所:先斗町歌舞練場(京都府京都市中京区先斗町通三条下ル橋下町130)

出  演:芸舞妓(先斗町お茶屋営業組合)

     OSK日本歌劇団 千咲えみ、華月奏、椿りょう、純果こころ、柊湖春、南星杜有、奏叶はる

     万雷(石見神楽)

内  容: 舞踊・歌劇・神楽の3つの伝統的な舞いと光が融合するエンターテインメントショーの鑑賞

      光るはっぴの着用や街歩き体験などの体験型コンテンツ



チケット:販売中(全4種)

<一般チケット> 当日8,800円 前売り7,040円

<スペシャル体験チケット> 当日12,100円 前売り8,470円

<VIPチケット 先着限定オリジナルはっぴ付> 当日33,000円 前売り16,500円

<VIPチケット> 当日33,000円 前売り16,500円



公式ホームページ https://www.shochiku.co.jp/pj/zipangu-kyoto/

公式X(Twitter) https://twitter.com/zipangu_kyoto(@zipangu_kyoto)

公式Instagram https://instagram.com/zipangu_kyoto?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==



製作:松竹株式会社

企画:松竹株式会社 / MPLUSPLUS株式会社

後援:京都市 / 公益社団法人京都市観光協会 / 先斗町お茶屋営業組合

協力:株式会社OSK日本歌劇団

協賛:株式会社イープラス

  


Posted by 京つうイベントブログ  at 11:44ライブ舞台歌舞伎・能楽・伝統芸能

2020年08月21日

コロナ収束を願う花火『FIREWOKS BY NAKED』、世界遺産・二条城で

株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED, INC. 所在地:東京都渋谷区、代表:村松亮太郎)は、夜間限定イベント『二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020』を、2020年8月30日(日)まで京都の世界遺産・二条城にて、感染症対策・予防を踏まえながら、開催しております。本展の中で、コロナ収束を願う花火アートとして、ネイキッドの万華鏡をモチーフとした花火アート『FIREWORKS BY NAKED』を公開しています。

 
  • ソーシャルディスタンスを取って安全に、日本の夏を感じる花火アートを
『FIREWORKS BY NAKED』は、ネイキッドオリジナルの花火アート。万華鏡をモチーフに、様々な花火をプロジェクションマッピングで楽しめます。日本人にとって、花火はみんなが楽しめるエンターテイメント、夏の風物詩でもありながら、様々な想いを乗せる情緒的なものでもあります。今夏、COVID-19の影響により、全国的に多くの花火大会が中止となりました。そこで、少しでも日本の夏を感じる花火を楽しんでもらうべく、そして、コロナ収束の願いを込めて、『二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020』の展示の中で、『FIREWORKS BY NAKED』を公開することにしました。二条城内にある内堀を、おおよそ横40m×縦10mの巨大なスクリーンに見立て、プロジェクションマッピングしています。

ソーシャルディスタンスを自然と保てるディスタンス提灯を持ちながら、安全に、花火アートを世界遺産・二条城でお楽しみいただけます。

 

 

 

  • 代表コンテンツ紹介(全7つの特別演出のうち4演出をご紹介


ディスタンス提灯
地面が花の模様で照らされる提灯をもち、城内を回遊。光の輪でソーシャルディスタンスを保ちつつ、自身も光の演出に加わることができる参加型アート。




 

 


清流園「シャボン玉ライトアップ」
ライトアップされた木々に、オリジナルアロマの香りを閉じ込めたシャボン玉が舞う、幻想的な空間。





 

 


内堀「FIREWORKS BY NAKED」
COVID-19の収束を願う花火、「FIREWORKS BY NAKED」。本アートは、万華鏡をモチーフとしたネイキッドオリジナルデザインの「カレイド花火」を内堀にマッピング。その様が水面に反射しキラキラと輝く。



 


名勝・二の丸庭園「天守復活AR」
二の丸庭園で現地に設置されているARマーカーにスマートフォンをかざすと、現存しない天守閣が出現! 江戸時代の景色がヴァーチャルによって復活する、伝統と革新のアート体験。

※AR体験には、ネイキッド公式アプリをダウンロードいただきます
  • 開催概要
・イベント名:二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020
・期間:2020年8月8日(土)?8月30日(日)
    19:00?22:00(入場時間21:20)
・場所:元離宮二条城(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
・入場料金:
 入場日指定チケット/大人(中学生以上)1,200円
 入場日指定チケット/小人(小学生)800円
 入場日指定VR&ゴーグル付チケット/大人(中学生以上)1,800円

 入場日指定障がい者割引チケット/大人(中学生以上)600円
 入場日指定障がい者割引チケット/小人(小学生)400円
 入場日指定障がい者割引VR&ゴーグル付チケット/大人(中学生以上) 1,200円
※未就学児は入場無料
※和装でご来場の方には二条城オリジナルグッズをプレゼント
※1日の入場者数に上限がありますので,前もってチケットを御用意ください
※前売料金の設定はありません
※障がい者割引チケットは、身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、精神障害者保健福祉手帳等をお持ちの方は本人及び介護者1名までが対象となります。入城改札口にて上記証明書をお見せください。
※チケットは各種プレイガイドと全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップにて購入が可能です。
※チケット取扱いプレイガイド:セブンチケット(セブンコード: 085-124)/ローソンチケット(Lコード: 52071)/イープラス /チケットぴあ(Pコード: 992-806)/CNプレイガイド/楽天チケット/アソビュー

※VRゴーグルは13歳以上が対象です。

『NAKED NINJA」料金:VR&ゴーグル(単体) 880円(税込)
主催:京都市、二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020製作委員会
お問い合わせ:元離宮二条城事務所 TEL 075-841-0096(8:45?17:00)
・公式サイト:https://event.naked.works/nijojo-summer2020/
・企画・演出・制作:NAKED, INC.


『二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020』は、日本博参画プロジェクトです。
場内では、新型コロナウィルス感染症対策のため、
・人数制限をさせていただきます。
・会場入り口にて検温を実施します。37.5℃以上、倦怠感や関節痛ほか体調のすぐれない方は入場いただけません。
・ご来場の際はマスクの着用をお願いします。
・入場時、アルコールで手指の消毒をお願いします。
・京都市新型コロナあんしん追跡サービスへの登録または,連絡先を御記帳いただきます。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、内容・開催スケジュールの変更、または中止になる可能性があります。

 
  • ABOUT 株式会社ネイキッド


1997年、村松亮太郎がディレクターやデザイナー、ライターとともに設立したクリエイティブカンパニー。“Core Creative” “Total Creation” “Borderless Creativity”を理念に、映画やTV、MV、広告、空間演出、地方創生、教育プログラムなどジャンルを超えた活動を手がける。近年では3Dプロジェクションマッピングを用いたショーや「FLOWERS BY NAKED」「TOKYO ART CITY BY NAKED」に代表されるテクノロジーとリアルを融合したイマーシブ(没入型)イベントを数多く展開。総合プロデュースを手がけている食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」も2017年東京にオープン。カルチャー、アート、エンターテインメント、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆる分野において心揺さぶるSCENE、新たな体験や価値を生み出している。

また近年の代表作として、体感型イベント「OCEAN BY NAKED」、大阪・泉の広場 新モニュメント「Water Tree」、東京タワー、マクセル アクアパーク品川の季節演出など。

■NAKED, INC. :https://naked.co.jp
■NAKED, INC. Official Twitter :https://twitter.com/naked_staff/
■NAKED, INC. Official Facebookページ:https://www.facebook.com/pg/NAKEDINC.official
■NAKED, INC. Official Instagram :https://www.instagram.com/naked_inc/
■NAKED, INC. Official Youtube:https://www.youtube.com/c/NAKEDINC
  


Posted by 京つうイベントブログ  at 09:55ライブイベント

2019年10月28日

世界中の演劇ファンで話題騒然のイマーシブシアター(没入型演劇)が歌舞伎発祥の地・京都に建つ南座に初登場!

『サクラヒメ』~『桜姫東文章』より~2020年1月24日~2月4日上演決定!!


◆日本最古の歴史を持つ歌舞伎の劇場・南座×世界的新感覚演劇「イマーシブシアター」
歌舞伎発祥の地・京都に建ち、日本最古の歴史を持つ劇場・南座は、400年以上前から歌舞伎をはじめ様々な演を上演し続けている唯一の劇場です。
その歴史ある南座が、ニューヨークで大ブームを巻き起こしている新たな演劇の手法“イマーシブシアター” (没入型演劇)に挑戦します。
イマーシブシアターは、日本でもブームが起こりつつある最新の演劇手法であり、廃病院をすべて使った DAZZLE の「Touch The Dark 」やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ホテル・アルバート」など、イマーシブシアター形式の公演は実施されるたびにチケットが即完売。「見るたびに違うものを観ることが出来る!」「他の人は何を経験し、何をみたのか?」とSNS 上で話題沸騰し、リピーター客が後を絶たないというという知る人ぞ知る盛り上がりが起こっています。

本公演の注目ポイントは、
①この人気急上昇中の“イマーシブシアター”を、日本の大劇場では初めての上演。
②1階座席を取り外し、床をフラット化させ客席と演者の境をなくす劇場の新機構を最大限に生かした演出と、何度も楽しめる5種類のエンディング2種類の体験方法
③歌舞伎の演目『桜姫東文章』から材を得て、松竹ならではの本格的な和の演出(日舞、邦楽など)とストリートダンスの融合で表現されるオリジナル作品。

◆イマーシブシアター 『サクラヒメ』~『桜姫東文章より』~
本公演は、鑑賞するだけでなく、作品世界に没入したかのような体験ができる、イマーシブシアター(体験型演劇)作品です。死によって恋仲の相手と離れ離れになってしまった姫が転生し、自らの前に現れた5人の男たちの中から運命の相手を見つけ出す、という物語 。 同時多発的に行われるパフォーマンスかつ5人の男性が1人の女性の愛を求めて争いあう愛憎劇を身近で目撃することができます。 また、観客が5人の男性から運命の人を裁決(投票)する、5種類のマルチエンディング。

1階のフラット空間では観客自身も和風の装具を身にまとい“都人(みやこびと)”として参加し、同時多発的に行われるパフォーマンスや姫と男たちの愛憎劇を、自分の意思で見たいものを選択しながら至近距離で目撃することができます。伝統ある南座の舞台に立つことができる、ということも特別な体験となることでしょう。
2階、3階席からはその地上の人々の姿を俯瞰で見下ろしながら、物語の結末を決める裁決(投票)に参加できる“ 雲上人 (うんじょうびと)”として物語に参加することができます。
2種類どちらの体験方法を選ぶかも観客次第。

観客一人一人が歴史物語の中に飛び込み自分だけの物語をつむぎながら、かつてない体験をすることができるでしょう。
一流の技芸を持った出演者による生のパフォーマンスを至近距離で見る迫力と醍醐味!

◆日本最古の歴史を持つ劇場・南座

南座の歴史の始まりは江戸時代初期にまでさかのぼります。1603 年に出雲の阿国が「かぶき踊り」を披露して人気を集めたころ、四条河原は芝居町として発展し、南座が誕生しました。以来、400年を超えて歌舞伎をはじめとする多彩なジャンルのエンタテインメントの中心であり続けてきました。
1996年には国の登録有形文化財に認定され、その後京都市の歴史的意匠建築物にも指定されました。
2016年1月に一旦休館し、耐震補強をはじめとする大規模改修工事を経て、 2018年秋に晴れ晴れしく新開場しました。
新開場を機に“フラット化 ”という新機構が導入されました。観客席を全て取り払い、舞台と客席をフラットに一体化できる舞台機構です。
舞台と客席の境目をなくし、パフォーマーと観客が同じ舞台で楽しめる新しい空間の中で、新たな演劇をお楽しみいただけます。
 


◆革新的な作品を次々と世に創出し、国内外で数々の受賞歴を誇るダンスカンパニー「 DAZZLE ( ダズル ) 」 。国内のイマーシブシアターシーンを牽引する DAZZLE の新作は、世界に発信する初の和風イマーシブシアター「サクラヒメ」!!!
1996年結成。「全てのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩しさ」をスローガンに掲げ、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。
ストリートダンスをコンテンポラリーダンスを融合させた独自のダンススタイルで、代表作「花卜囮」は海外の演劇祭含め国内外で受賞多数。日本国内ではイマーシブシアターの新作を次々と手がけ、牽引する存在。2017年イマーシブシアター「Touch the Dark」を制作し、チケットが即日ソールドアウトするなど初演含め 2 年に渡り 3 度上演、好評を博しました。
2018年DAZZLEプロデュース・演出の東京ワンピースタワー × イマーシブシアター「時の箱が開く時」を上演し、 2019年に再演。
そして、2019年8月には地上5階、地下1階の6フロアを使った新作イマーシブシアター「SHELTER」を上演するなど次々と新感覚のイマーシブ作品を生み出しています。


◆ 『 サクラヒメ 』 公演情報
公演名:イマーシブシアター『 サクラヒメ 』 『 桜姫東文章 』 より~
主催:TSプロモート株式会社
製作:松竹株式会社
脚本・演出:DAZZLE
協力:キョードー
日程:2020年1月24日(金)初日→2月4日(火)千穐楽


会場 :京都四條 南座
〒605 0075 京都市東山区四条大橋東詰
京阪電鉄「祇園四条」6番出口直結/阪急電鉄「京都河原町」1番出口徒歩約3分
JR「京都」からはお車(タクシー)が便利です(約15分)

チケット料金:
1階エリア7,700 円(移動体験型)(税込)
2階エリア 5,500 円(着席鑑賞型/指定席)
3階エリア3,300 円(着席鑑賞型/指定席)

チケット発売日:11月21日(木)10:00~
◆チケットホン松竹(10:00~18:00)
0570-000-489または、06-6530-0333
◆チケットW
eb 松竹(24時間営業/発売初日は10:00~)
パソコン・スマートフォンから:https://www1.ticket web shochiku.com/t/
◆窓口販売<11月23日(土)10:00~
窓口発売所:南座・大阪松竹座・歌舞伎座・新橋演舞場
※窓口販売用のお取り置きはございません。

公式サイト:
https://kyoto-sakurahime.com (日本語)
https://www.shochiku.co.jp/engeki/minamiza/sakurahime/en/(英語)
https://www.shochiku.co.jp/engeki/minamiza/sakurahime/zh-tw/(繁体字)
 

  


Posted by 京つうイベントブログ  at 11:06ライブ文化・芸術舞台

2019年08月20日

チームラボ、京都の世界遺産 下鴨神社にて今年もアート展。

規模を拡大した「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」令和元年8月17日から9月2日まで
チームラボは、世界遺産(ユネスコ世界文化遺産)古都京都の文化財「下鴨神社(賀茂御祖神社)」にて「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」を、今年も開催します。本展は、アート集団チームラボが取り組んでいる「Digitized Nature」(自然が自然のままアートになる)をコンセプトにしており、今回で3回目の実施になります。今年は昨年よりも規模を拡大して、糺の森と下鴨神社の楼門内が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変わります。会期は、令和元年8月17日(土)から9月2日(月)まで。

チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトです。

周辺を知覚することやネットワークといったデジタルテクノロジーも、光や音なども、非物質なマテリアルです。そのような非物質なマテリアル、つまりデジタルテクノロジーは、自然を破壊することなく、生きたまま自然をアートにすることができる、とチームラボは考えています。

自分という存在は、何十億年という圧倒的な時間の長さの、永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上にあります。ですが、日常では、なかなかそれを知覚することが難しいです。チームラボは、自然が長い時間をかけて作ったその造形そのものを使うことで、人間が普段知覚できない、長い長い時間を感じることができるのではないかと考えています。

昨年同様、糺の森の参道および下鴨神社の楼門内に加え、今年は、糺の森の中を流れる長い泉川沿いに、匿名で多様な肖像群が歩き続ける《Walk, Walk, Walk - 下鴨神社 糺の森》を展示するなど、糺の森と下鴨神社が、永遠に変化し続ける光のアート空間になります。

チケットは、6月29日(土)10:00より、ローソン、ミニストップ各店舗、およびローチケにて、販売を開始します。

尚、同神社の境内は国指定史跡でもあり、チームラボは本展を介して、文化庁「記念物100年」事業に賛同しています。


【文化庁「記念物100年」事業への賛同について】
2019年は、「記念物」(史跡名勝天然記念物)の保護制度が始まって100年目となります。記念物の保護とは、文化財である記念物のうち重要なものを「史跡名勝天然記念物」に、そのうち特に重要なものを「特別史跡名勝天然記念物」に指定し、適切に保存し、親しめるものとして整備・活用することです。
下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内は国の史跡に指定されており、また、同神社は世界文化遺産「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」の構成資産の1つでもあります。チームラボは、このような日本全国の国宝・重要文化財や史跡等でのアート展を通して、文化庁「記念物100年」事業が目指す記念物の保護の取組に関わっていきたいと考えています。
「記念物100年」事業: http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/1417023.html

【下鴨神社】
下鴨神社ー正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。鴨川と高野川に挟まれた地にあり、京都で最も古い神社の一つとして、古来より人々の信仰を集めてきました。古代の姿を今に伝える「糺の森」に囲まれた境内は、12万4千平方メートルにもおよび、平成6年(1994年)に境内全域が世界文化遺産としてユネスコに登録されました。

展覧会詳細: http://shimogamo.teamlab.art
Digitized Nature: https://www.teamlab.art/jp/concept/digitizednature/

【展示作品】
Walk, Walk, Walk - 下鴨神社 糺の森 / Walk, Walk, Walk - Tadasu Forest at Shimogamo Shrine

teamLab, 2019, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko Tanaka作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/walk_shimogamo

作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/walk_shimogamo

糺の森の中を流れる泉川沿いを、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。

人々は、何かを選び、そして何かを捨て、彼らを追いかけていきながら鑑賞する。

禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。人々もまた、作品世界の登場人物たちを追いかけ歩くことによって共に対峙していくだろう。もしくは、次々に歩いて来る各々の登場人物と対峙していくことになるだろう。

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間は2度と見ることができない。

浮遊する、呼応する球体 - 下鴨神社 / Floating, Resonating Spheres - Shimogamo Shrine
teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/w/resonatingspheres-shimogamo/

下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。
光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、そのまわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていく。そして次々にまわりの球体も連続的に呼応していく。

球体の近くの木の光も、同じように呼応する。木の光は、楼門を超え、参道の木々の光も呼応し、光の色を変え、音色を響かせる。また、参道の木々の光も、楼門を超え、楼門の中の木の光に伝播し、同じように、近くの球体は呼応する。
球体の光も、参道の木々の光も、楼門を超えて、互いに呼応し連続する。

人々は、楼門を超えて、同じ空間にいる他の人々や動物達の存在を普段より意識するだろう。

呼応する森と自立しつつも呼応する生命 - 下鴨神社 糺の森 /
Resonating Forest and Autonomous Resonating Life - Tadasu Forest at Shimogamo Shrine

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/w/resonatingforest_shimogamo/

世界遺産である下鴨神社の糺の森の中の参道沿いに置かれた光のovoid(卵形体)と、参道の木々が光り輝く。
光のovoidと木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように明滅している。

光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣のovoidと木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、ovoidと木々に連続して広がっていく。そしてその先にある下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体にも呼応していく。球体の光も、楼門を超えて、ovoidと木々に伝播し、連続する。

長い参道の向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに、人や森に住む動物がいることを意味する。人々は同じ空間にいる他の者の存在を普段より意識するだろう。

水面にたちつづける呼応する生命 - 下鴨神社 御手洗池 / 
Autonomous Resonating Life on the Water - Mitarashi Pond at Shimogamo Shrine

teamLab, 2019, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/autonomous-resonating-life-shimogamo

御手洗池の水面に立つ、光の物体は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。

立ち続ける物体は人に押され倒れかけたり、風に吹かれて倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の光の物体に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、光の物体に連続して広がっていく。

自立しつつも呼応する生命の森 / Forest of Autonomous Resonating Life
teamLab, 2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/autonomous_shimogamo

空間は、光のovoid(卵形体)によって埋め尽くされている。人々は光のovoidをかき分け、空間の中に入っていく。

光のovoidは、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりのovoidは、近くのovoidから連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。

向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識する。

【開催概要】
下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ

http://shimogamo.teamlab.art
#糺の森の光の祭 #teamLab

会期: 令和元年8月17日(土)~9月2日(月)
会場: 下鴨神社(賀茂御祖神社)京都府京都市 左京区下鴨泉川町59
※糺の森、南側、河合神社からご入場ください。
時間: 18:30〜22:00(最終入場21:30)
※会場の混雑状況により変更することがあります。
入場料: 平日1,300円 土日1,500円 
※小学生以下無料、20歳以上の保護者同伴が必要。
※販売場所: ローソン・ミニストップ各店舗、6月29日10:00からチケット販売開始。
※Loppi【Ⅼコード: 56835】 ローチケ: https://l-tike.com/tl-shimogamo/
※開催中は、会場でもチケット販売いたします。

アクセス: 
■京阪: 出町柳駅より   徒歩12分 
■阪急:河原町駅より  徒歩5分→京阪祇園四条駅~出町柳駅→徒歩12分 
■JR: 京都駅より 地下鉄(烏丸線)鞍馬口駅から徒歩、又は北大路駅→バスにて 
■バス: 京都駅、河原町駅、北大路駅より市バス運行あり。
最寄りバス停…下鴨神社前、糺の森、新葵橋、御影橋

ご来場の注意:
※駐車場はございません。下鴨神社内の駐車場もご利用いただけません。
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用の上、お越しください。
※混雑時、入場規制させて頂く場合がございます。
※会場内は全面禁煙となっております。
※本展覧会は、糺の森全体が有料エリアとなっており、チケットをお持ちでない方は、ご観覧いただけません。
※内容は急遽変更になる可能性がございます。予めご了承ください。


主催: 下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab 実行委員会
協賛: TOKIO インカラミ
特別協力: 下鴨神社(賀茂御祖神社)
協力: 奥田直幸
後援: 京都府、京都市、京都市教育委員会、京都市観光協会、京都商工会議所
お問合せ: キョードーインフォメーション TEL: 0570 200 888 (10:00 - 18:00)

【チームラボ/teamLab】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」(2014年)、「ミラノ万博2015」日本館をはじめ、シリコンバレー、台北、ロンドン、パリ、ニューヨーク、中国、シンガポールなど国内外で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」、2019年8月24日までTANK Shanghai(中国・上海)にて「teamLab: Universe of Water Particles in the Tank」を開催中。2019年7月12日から九州・武雄温泉の御船山楽園にて「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」開催。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(アメリカ・サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(アメリカ・ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(フィンランド・ヘルシンキ)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery.

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Posted by 京つうイベントブログ  at 08:48ライブイベント展覧会ライトアップ

2019年06月06日

京都新聞創刊140年記念 2019国立ボリショイサーカス 京都公演


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京都新聞創刊140年記念 2019国立ボリショイサーカス 京都公演の紹介


人と動物が繰り広げる究極のサーカス

ボリショイサーカスの2019年公演。疾走する馬上のアクロバット「ジギト」をはじめ、熊・犬・猫といった動物サーカス、ポール・アクトや空中ブランコなどの高度なアクロバット演技の数々。大人も子どもも一緒に楽しめる、ファミリーエンターテイメントの決定版。5月13日(月)10:00より一般発売。



詳細情報


京都新聞創刊140年記念 2019国立ボリショイサーカス 京都公演

開催場所の住所京都府京都市北区大将軍西鷹司町6-2

交通JR「円町」駅下車、北へ600m

開催日時2019-7-20(土)~2019-7-23(火) 11時00分~14時00分
※ 詳しい開催日は、【開催日時詳細】にて必ずご確認ください。

場所 島津アリーナ京都(京都府立体育館)

料金 指定席:前売料金4,400円、当日料金4,900円(大人・子ども同一料金、3歳以上有料)

オフィシャルサイト http://www.bolshoi.jp/




  


Posted by 京つうイベントブログ  at 16:31ライブツアー文化・芸術