新元号記念・第182回 鴨川をどり新元号元年5月1日(水)~24日(金)

京つうイベントブログ

2019年05月05日 18:31



京の五花街の一つ、先斗町歌舞会が行う春のをどり「鴨川をどり」は、1872年(明治5年)に創演されました。明治の一時期や第二次世界大戦で中断された時期もありましたが、戦後すぐに再開され、現在に至ります。1951年から1998年までは、春・秋と年二回の公演が行われ、その公演回数は181回(※2018年現在)を数え、京の五花街のなかでも最多公演回数を誇ります。春のみの年一回に戻った現在も、華やかな芸舞妓たちによる舞踊劇(第一部)、純舞踊(第二部)の二部構成で観客の目を楽しませています。その魅力は海外でも評判となり、ジャン・コクトーやチャーリー・チャップリンなど海外の著名人をも魅了しました。昭和初期の鴨川をどりには、洋楽が使用されたり、少女レビューが上演されたりと、伝統を守るだけでなく、常に新しさを求めて発展しています。


●公演内容
作/戸部和久  振付/尾上菊之丞  作曲/常磐津文字兵衛  
作調/藤舎呂船  作調/藤舎名生


第1 わかよたれそ 筒井筒 (つついづつ)
作/戸部和久  振付/尾上菊之丞  作曲/常磐津文字兵衛  
作調/藤舎呂船  作調/藤舎名生

第2 艶姿祝新御代祭 (あですがたしんみよまつり)

●公演日時
新元号元年5月1日(水)~24日(金)
12:30/14:20/16:10観覧料お茶券付特別席/4,800円
特別席/4,200円
普通席/2,300円
お茶券/700円

●公式WEB
http://www.kamogawa-odori.com/


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