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2022年08月31日

EYEVAN × KYOTO 伝統工芸デザインプロジェクト

THE EYEVAN 京都祇園にて京都の伝統工芸に焦点をあてたイベントを開催。

今回の取り組みは、「THE EYEVAN 京都祇園」が2021年5月にOPENしたことをきっかけにスタートしたプロジェクトです。このプロジェクトは、京都芸術大学が運営するKYOTO T5(※「京都伝統文化イノベーション研究センター」の略称)との共同プロジェクトとして京都芸術大学副学長でありKYOTO T5のメンバーでもある小山薫堂氏のサポートにより実現しました。京都の伝統文化・伝統工芸は長い歴史の中で継承されてきたもので、いつの時代も優れた職人の手作業により生み出されてきました。

KYOTO T5は伝統工芸品に現代的なアレンジを加え、職人とのコラボレーションアイテム数々企画し、新しい価値を生み出しています。
EYEVANのメガネも世界的なメガネ産地として認めらる福井・鯖江の職人により生み出されています。
EYEVAN特有の繊細なデザインには300~400工程にも及ぶ作業工程があり、その多くの部分が熟練の職人による手作業に委ねられています。工業製品でありながらぬくもりの感じられるEYEVANのメガネは、ある種工芸品のような美しさが認められ50年間に渡り愛され続けてきました。歴史ある京都祇園に店舗を構えることをきっかけに、職人のモノづくりや継承することの大切さに改めて目を向けていきたいと思います。

イベント期間中は「THE EYEVAN京都祇園」2階のギャラリースペースにて今回コラボレーションしたアイテムを展示します。
また、KYOTO T5と連携して企画アイテムを販売するWhole Love Kyotoで取り扱っている商品も展示・販売します。

  • コラボレーションアイテム



手ぬぐい: 伊原染工株式会社(創業1936年/京都市右京区)メガネモチーフのオリジナル柄手ぬぐいを作成しました。※ご購入いただけます。(¥1,650税込み)


京丸うちわ: 小丸屋住井(創業1624年/京都市左京区)EYEVANオリジナルの京丸うちわです。※ご購入いただけます。(¥2,200税込み)


鍾馗さん: 浅田製瓦工場(創業1911年/京都市伏見区)メガネを掛けた鍾馗さんを特別に作ってもらいました。お店の安全を見守ってくれます。


水引き: 平井水引工芸(創業 明治末/京都市山科区)メガネモチーフの水引です。お店でギフトラッピングに使用させていただきます。



透かしうちわ: 阿以波(創業1689年/京都市中京区)展示用として特別にオリジナルデザインの透かしうちわを作成しました。EYEVANのメガネを頭に乗せた芸妓さんです。



■THE EYEVAN 京都祇園
〒605-0074  京都府京都市東山区祇園町南側 570-125
TEL 075-561-2300
OPEN 11:00-19:00/水曜定休



【会社概要】
会社名:株式会社アイヴァン
所在地:東京都港区南青山1-15-33 南青山ヤマモトビル
代表取締役社長:山本 典之
設立:昭和47年8月17日
URL:http://www.eyevan.com/
事業内容:ファッション性の高い眼鏡、サングラス等の企画、デザイン、製造、販売および小売り


  


Posted by 京つうイベントブログ  at 01:02文化・芸術

2022年01月19日

キャンパスが美術館に!京都芸術大学「卒業展/大学院修了展」

                             学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)は、2022年2月5日(土)~2月13日(日)まで、本学瓜生山キャンパスにて「2021年度 京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」を開催します。
URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2021/

■トピックス
・2022年2月5日(土)~2月13日(日)まで「2021年度 京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」を開催!
・大学のキャンパス全体を“美術館”に見立て、個性豊かな約800点もの作品を展示。
?・全国でも珍しい卒業制作展の「アートフェア」化に取り組んでいます。昨年度の総売上は約1,150万円と、若き才能とアート市場を早期に結びつけ、未来のトップアーティスト創出を目指しています。

  • 2021年度「京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」
    日時:2022年2月5日(土)~2月13日(日) 10:00~17:00
    会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
    入場:無料
    申込:公式サイトの予約受付フォームにて要事前予約(1月17日頃受付開始)
    https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2021/
 
  • 大学のキャンパス全体を“美術館”に見立て、個性豊かな約800点もの作品を展示!

京都芸術大学の卒業展の会場は、大学生活を過ごしたキャンパス。80,000㎡を超える広大なキャンパス全体を“美術館”と見立て、4年間の集大成である卒業制作や研究成果の発表の場としています。
外部の美術館を借用した展示では、設営期間・作品サイズ・展示方法に大きな制約が伴うのに対し、大学のキャンパスを利用した展示では、教室や体育館、テラスなどスペースの特性を活かした作品プランを練ることができ、自由で大胆な展示設営が可能となります。
各学生は、学部の4年間・大学院の2年間、情熱を注いだ成果を、自由な表現をもって作品に落とし込みました。2010年度よりスタートしたこの卒業展の形式は、常に新しい表現の模索を続け、毎年進化を遂げています。
 
  • 総売上約1,150万円(2020年度学生作品の販売)。卒業展をアートフェアとして展開!

卒業展を「アートフェア」とみなし、展示作品を販売するのも大きな特徴の一つ。売上は約400万円から始まり、昨年度は初めて1,000万円を越えました。もちろん売上は、学生に100パーセント還元。
京都芸術大学では、ファインアート系の学生を中心に自身の作品に「価格を設定する」指導を行うなど、経済とアートを結ぶ教育を行っています。世界と比較してもアート市場が小さい日本だからこそ、若き才能とアート市場を早期に結びつけ、未来のトップアーティスト創出を目指します。
また、本学の卒業展には、多くのギャラリストやコレクターが若手アーティストと出会うために足を運びます。学生は自身の作品の前で美術関係者とディスカッションを交わし、アーティスト、クリエイターとして生きていくための多くのことを学びます。

■京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,859名
※芸術学部 正科生、2021年5月現在
〒606-8271 京都市京都市左京区北白川瓜生山2-116                             

  


Posted by 京つうイベントブログ  at 17:40セール文化・芸術

2021年04月13日

美術展覧会「MINERVA 2021 in Kyoto」開催のお知らせ

会期:2021年4月27日(火)~5月2日(日)
時間:10:00~18:00(初日は13:00から、最終日は13:00まで)
会場:京都市京セラ美術館 2階北回廊西側(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
公式サイト:https://www.qualiart.co.jp/works/detail.php?kijiId=20210330165632
詩・知恵・芸術などを司るローマ神話の女神の名のもと、多彩な芸術作品を対象に書籍の刊行、展覧会開催など多様なプロモーションを行なうプロジェクト「MINERVA(ミネルヴァ)」は、「英国王立美術家協会(RBA)」ご協力のもと、昨年で創設15周年を迎えました。

わが国との文化・芸術分野の交流促進を目指した「日英文化季間」が実施されるなか、47年間加盟していたEUを「離脱(ブレグジット)」したイギリス。日英間ではすぐさま経済連携協定(EPA)が締結され、本年めでたく発効となり、両国にとって新しい友好の幕が開きました。

そして「英国王立美術家協会(RBA)」と提携する本プロジェクトにおいても、次の節目へ向けて一歩を踏み出すため、京都市とイギリスのロンドンを結ぶ巡回展を開催する運びとなりました。

先駆けとなる京都での国内展は、2020(令和2)年春にリニューアルオープンした、京都市京セラ美術館を舞台に開催いたします。同館は随所に重厚さを残しながら、様々な機能を強化し、新館も増設。刷新された2階展示室は「ロの字型」の回廊が中央ホールを挟むように分かれており、その北西展示室が本展の会場となります。清潔感溢れる白亜の壁面が構成する、明るい室内での展示にどうぞご期待下さい。

本展では日本全国より集まった現代の芸術家たちの秀作約230点とともに、RBAの主要メンバーによる作品を特別展示します。芸術家たちの多彩な表現の数々と、日英芸術家の協演をどうぞご高覧下さい。

※展覧会場の京都市京セラ美術館では、手指消毒液の設置、サーモグラフィによる検温の実施、展示室内の滞在人数コントロールなどの感染症対策が実施されています。

  


Posted by 京つうイベントブログ  at 10:44文化・芸術展覧会

2020年07月10日

京友禅の千總が「あつまれ どうぶつの森」に 振袖のマイデザインを配布いたします

株式会社千總は「あつまれ どうぶつの森」内で着用できる振袖のマイデザインを配布開始いたします。 配布するのは全4柄。千總の「振袖2020collection」を再現した2柄のほか、 「あつまれ どうぶつの森」のためのオリジナルデザインを2点製作いたしました。 自社HP、公式Facebook、公式InstagramでIDを公開いたします。

華やかなきものを身にまとう喜びと楽しみを、多くの方に届けたい
きものは人生の節目の日に着る民族衣装でありながら、本来ファッションとしての側面も持ち合わせてい るもの。千總は、きものが現代の女性を華やかに彩ることを願っています。 多くの人々がこだわりのファッションをつくり、身にまとって楽しんでいる”あつ森”に振袖のデザインを届 けることで、より多くの方にきものの華やかな美しさ・楽しさを体験していただきたい?? そんな想いか ら、株式会社千總は振袖のマイデザインの製作・配布を開始いたします。 

きものの華やかな着姿を楽しめる
全4柄を製作したうち2柄は、千總の「振袖2020collection」を再現しました。 きものに伝統的なデザインと京友禅や絞り染めなどの技法を、新鮮な感覚で女性を飾る一枚として生み出 した瑞々しいコレクションから、いずれも華やかさをそのままにデフォルメした愛らしいマイデザインです。
 

「振袖2020collection」を再現したデザイン「振袖2020collection」を再現したデザイン

”あつ森”のために製作したオリジナルデザインも!
また、”あつ森”のために製作したオリジナルデザインを2点配布いたします。 千總社内の図案家と呼ばれるきものデザイナーが、きものをつくるのと同じようにマイデザインを手がけ ました。 きもののデザインは決して平面的なものではなく、身にまとったときの全身を柄がつつみ込む着姿には特 別な美しさがあります。360度から身につけている服装を見ることができる”あつ森”なら、その装いを余 すことなくお楽しみいただけます。  

千總のマイデザインのIDは千總HP、公式Facebook、公式Instagramよりご覧いただけます。 「あつまれ どうぶつの森」の世界で、千總の華やかなきものの装いをご堪能ください。

千總HP:http://www.chiso.co.jp/blog/other_infomation/my-design/ 
千總公式Facebook:https://www.facebook.com/chiso1555/?ref=bookmarks
千總公式Instagram:https://www.instagram.com/chiso1555/?hl=ja 


【株式会社千總について】
1555年創業。京友禅における随一の老舗、千總。 日本の伝統美と職人技を受け継ぎながら、新たな感性によって、 着物をはじめとした人生の特別なひとときを彩る染織品を生み出しています。

 

  


Posted by 京つうイベントブログ  at 18:25文化・芸術

2020年07月07日

朗読劇『ミナモ世代』 ※7/16(木)までに申込要

新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、演劇等をはじめとする舞台芸術が軒並み延期・中止などの措置が取られる中、こうした興行に関わるカンパニーや俳優・ダンサーなどの他にも、多くの技術スタッフ・制作スタッフなども活躍の場を失っている状況です。
この朗読劇は、そうした困難の中にあって、舞台照明家である真田貴吉が劇場公演の再開期に向けて、利用予定がなくなった劇場を使い、舞台照明家としての実験を行うための企画として朗読劇の創作を行います。

実験のための企画ですが、作業としてはひとつの小さな劇場作品を制作することになるため、無料で公開いたします。企画の趣旨を踏まえたうえで、ご興味のある方、劇場空間に飢えて仕方がない方など、ぜひお越しいただき目撃してください。



詳細の確認や予約の申込みについては、告知用ホームページで。

【イントロダクション】
舞台照明家、真田貴吉が照明デザインの観点から朗読劇へのアプローチを行う企画です。2006年にナントカ世代が上演した『ミナモ世代』を再編・改作し、演出家や俳優とともに実際の劇場を使ってひとつの朗読劇として創作を行います。
照明デザイナー、オペレーターとしての実験のための企画ですが、無料(要予約・多数抽選)で公開します。新型コロナウイルス感染症対策として、劇場には照明家1人・演出家1人・俳優2人で計4名しかいません。何のおかまいもできませんが、ご興味のある方はどうぞお越しください。(要予約)

【公演概要】
演目:朗読劇『ミナモ世代』

企画・製作・照明:真田 貴吉
脚本・演出:北島 淳
出演:七井 悠(劇団飛び道具) 、外山 華子

日時:2020年7月24日(金)~25日(土)  24日(金)18:00-、25日(土)13:00- / 16:00-
会場:人間座スタジオ(京都市左京区下鴨東高木町11-10)
料金:無料(要予約/無料で鑑賞いただけますが、制作資金に充てるため、会場においてカンパ(寄付)を募集いたします)

※ 7/16(木)までに予約の申込みが必要です。申込み締切後、抽選のうえで7/18(土)までに予約確定の可否の結果をお知らせします。

【作品のあらすじ・概要】
一本道の先にたどり着いた海を望む場所に、女は鼻歌まじりに訪れる。
ひと息をつく間もなく、悲嘆にくれた様子の男が現れる。

いくらかの会話と約束を交わした女と男は、そこからデートへと繰り出す。
公園で待ち合わせをし、ドライブへ出ては昼を取り、いくつかの名跡を通って2人が到着したのは再びの海。
その時、カーステレオから流れる曲は、女が最初に口ずさんでいた鼻歌と同じ、終幕を歌う「マイ・ウェイ」だった。

文体の確立もままならない中、プリミティブな衝動と先達へのあこがれをないまぜにして暗中模索で執筆された、ナントカ世代の初期も初期の作品です。
3人だった出演者が(プロデューサーからの圧力により)2人になり、朗読用にダイエット→1時間たらずの小品になりました。

<この企画はナントカ世代が協力して実施しています。>  


Posted by ナントカ世代  at 10:55文化・芸術舞台